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新築住宅を建てるときの「収納計画」について

今住んでいる家の収納は使いやすいですか?「なんとなく物が出しっぱなしになってしまう」「奥の方には何をしまったか忘れてしまった」そんな悩みは、収納計画をしっかり立てることで改善できます。

今回は新築住宅の間取りを考えるときに、収納スペースの量・場所・形をどのように決めたら良いのか解説していきます。せっかく新築住宅を建てるなら、自然とすっきり片付くような収納をつくりましょう。

収納の量はどのくらい必要?

「収納率」という言葉をご存知でしょうか?

これは、部屋の広さのうち、収納の広さがどのくらいあるか示した割合です。

例えば、家全体の床面積が100㎡で、収納スペースの床面積が10㎡なら、「収納率は10%」ということになります。

収納率の目安は、マンションなら8%以上、戸建てなら10~15%。

一般的な戸建て住宅の床面積は100~120㎡くらいが平均。

つまり、この場合の収納スペースの床面積は10~18㎡くらいを目指せば良いということになりますね。

収納10㎡ってどのくらい?

「収納スペースの床面積10㎡」と言われても、いまいちピンときませんよね。

では、収納10㎡が実際にどのくらいの収納かイメージしていきましょう。

【注意】

収納率は、床から天井まで使える収納の広さで計算します。

つまりトイレの上の戸棚や、床下収納、洗面台の下の収納などは含みません。

10㎡=畳5帖強くらいの広さ

寝室のウォークインクローゼット・・・2帖

子ども部屋のクローゼット・・・1帖×2室

和室の押入れ・・・1帖

これで5帖分の収納スペースです。この量だと少ないかなぁと思われる方もいるかもしれません。では、15㎡だとどうなるでしょうか。

15㎡=畳8帖強くらいの広さ

寝室のウォークインクローゼット・・・2帖

子ども部屋のクローゼット・・・1帖×2室

和室の押入れ・・・1帖

玄関のシューズクローク・・・2帖

キッチンパントリー(食品庫)・・・1帖

これだと、かなり収納たっぷりといった印象になりますね。

もちろん収納を増やしたぶんお部屋に使える面積は狭くなるので、バランスを見て考えることが大切です。

収納場所を決める

ここまで見てきたのは、クローゼットや押入れなど、大きな収納部分。この他にも、トイレの戸棚やキッチンカウンター下、洗面台下などさまざまな場所の収納が必要かと思います。

収納の基本となるのが、「使う場所に収納をつくる」ということ。バスタオルは洗面所に、爪切りはダイニングテーブルの近くに・・・など、使う場所の近くに収納を設けると、さっと出したりしまったりできます。

①家の中の物の量を把握、②収納場所を特定するという流れで、どこにどんな収納をつくるか決めていきましょう。

①家の中の物の量を把握

・ストックする日用品や消耗品

・家事に必要な物

・育児に必要な物、勉強道具

・趣味に必要な物

など、家の中にある物をリストアップします。今、家の中にある物だけでなく、新築とともに増やしたい物や、将来的に増える物の量も想像するのがポイントです。

例えば子供が乳幼児の場合、今はまだそんなに持ち物は多くありません。しかし、小学生に上がれば勉強道具や習い事の道具、中学生になれば部活の道具など、絶対に物量は増えていきます。「子供の成長とともに収納が足りなくなってきた」というケースはよくあるので、今の物量+多めに見積もっておきましょう。

②収納場所を特定

物量がわかったら、それぞれどこに収納するか決めていきます。個室に置くのか、リビングにあった方が便利なのか・・・家族の使う場所を考えて分配しましょう。もし、住宅会社からざっくりした建築プランや間取り図をもらえたら、そこに書き込んでいくのもおすすめです。

使いやすい収納の形

収納の量と場所が決まったら、収納の形を決めていきます。いくらたっぷり収納があっても、形や高さが使いづらければ、すっきりと片付けるのは難しくなります。

例えばよくある失敗が、「収納の奥行きが深すぎる」というケース。奥にしまった物が取り出しにくく、何をしまったか忘れてしまうことも。たっぷり収納を確保したいからといって、奥行きは深く高さは高い収納を作れば良いというものではありません。

使いやすい高さ

使いやすい収納の高さは、「腰~肩の高さ」です。ちょうど目線の高さなので、しゃがんだり台に乗ったりすることなく、楽に手が届きます。平均的な女性の身長なら、60~125cmくらいが目安です。使う頻度の高い物や、壊れやすい物はこのあたりに収納するのがおすすめです。

ここより低い場所は、しゃがむ動作が必要。重たい物・使う頻度の低い物を収納しましょう。低い場所には、引き出し収納が使いやすくおすすめです。

目線より高い場所は、軽い物・使う頻度の低い物をしまいます。例えばバッグや帽子、季節モノなどです。台に乗る高さの収納には、取っ手付きのカゴを使う、昇降式の棚を取り付けるなどの工夫も必要です。

使いやすい奥行き

棚の奥行きは、収納する物に合わせてつくるのが基本です。深すぎると使いづらく、必要最低限の奥行きにするとぱっと取り出してしまうことができます。

物別の奥行き例

・布団や掃除機・・・80~90cm

・クローゼットなど・・・50~75cm

・食器や調理器具・・・40~45cm

・文房具や本やタオル・・・30~35cm

・CDや漫画・・・25~30cm

収納する物と場所さえ決まれば、高さや奥行きもおのずと決まって来るでしょう。

まとめ

収納する物や使う場所に合わせると、出しやすくしまいやすい収納になります。家族みんなが自分で片付けてくれるので、がんばって片付けなくても自然とすっきりした家が保てますよ。住宅メーカーには、収納にこだわった家を建てている会社もあります。そういった会社のモデルハウスを見てみたり、相談してみたりするのもおすすめです。


このコラムは徳島県・香川県で新築一戸建てを建築販売する戸建プラザが運営しています。
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