注文住宅におすすめの設備は?選ぶ際の注意点も解説!
注文住宅では、さまざまな設備やオプションを取り入れることができます。設備やオプションを設置することで、より豊かで便利な生活を送ることが可能になります。家作りの際、「どんな設備を備えるべき?」「不要なオプションはある?」などという疑問をお持ちの方は多いでしょう。
今回は、注文住宅におすすめの設備、オプションを選ぶ際の注意点などについて解説します。設置後に後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
・浴室乾燥暖房機
浴室乾燥暖房機は、乾燥・暖房・冷房・換気などの機能が集約された浴室用の機器です。
雨の日や黄砂などの大気汚染が気になる日でも、浴室で洗濯物を素早く乾かせる優れもので、室内干しによる生乾きの臭いも防止できます。また、来客時にも気にすることなく洗濯物を干せます。入浴後は水分を素早く蒸発させられるため、カビ予防にも役立ちます。
冬場は入浴前に浴室を温めておくことができるため、ヒートショックを防止できるというメリットもあります。
・食洗器・食器洗い乾燥機
「作るのは好きだけど、片付けは疲れる」という方、少なくないのではないでしょうか。
食器洗い乾燥機は、目が細かいザルや、大ぶりな中華鍋など、手洗いが大変だったものをきれいに洗い流します。
水仕事が減ったおかげで、手荒れがしなくなったり、家族と触れ合える時間が増えたりと、食洗機を手ばなせなくなったという方はたくさんいます。
ただし、洗えない素材の食器があったり、もともと手洗いの方が好きな方は使わなかったりと、「新築時にオプションでつけてみたけど、結局使わなかった」というケースもあるので、ライフスタイルに合うかどうかをよく考えてみた方が良いようです。
・IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは、火を使わず鍋やフライパン自体を発熱させて調理する機器です。
火を使わない分火災の危険がなく、お子様やシニアの方、ペットのいるご家庭でも比較的安心して使えるでしょう。機器によっては、加熱しすぎや空焼きなどを検知して、自動で停止する機能を備えている製品もあります。
ガスコンロのような凹凸がなくフラットであるため、お手入れがしやすいという点も魅力です。また、ボタン一つで火力調整ができるため、火加減がわかりやすくて便利です。
・複層ガラス・二重窓
2枚のガラスで構成される「ペアガラス」は、窓リフォームで主流になりつつあります。
空き巣の被害は薄い窓からの侵入が多いので、ペアガラスは防犯のために推奨できるシステムといえるでしょう。
なお、既存の窓に内窓を追加して、二重窓(二重サッシ)にするリフォームもおすすめです。
避暑・防寒の役割も果たしてくれるだけでなく、防音作用もあります。
音楽や映画鑑賞が好きなご家庭なども、近所に騒音が漏れないように二重窓・二重サッシを採用しているところが増えています。
・スマートドア・スマートキー
スマートドア・スマートキーは、カードキーやリモコンキーなどで施錠・解錠ができる製品です。暗証番号や指紋認証・顔認証に対応しているものもあります。
従来のシリンダー錠のように鍵穴へ差し込む必要がなく、「カードキーをかざす」「リモコンキーをポケットに入れたままドアに近づく」などの動作で解錠可能です。そのため、買い物帰りやお子様を抱っこしているときなど、手がふさがっている状態でも簡単にドアが開けられます。
不正に複製されるリスクが低く、オートロック機能が使える製品もあるため、防犯面でも優れています。
・自動センサー付き照明
玄関や門外で有用なのが、人感センサー付きの照明です。
暗い時間に帰宅すると、電気のスイッチがなかなか見つからず、不便な思いをしたことがありますよね。
段差がある玄関だと、つまずいで危なかったという経験談もあります。
必要なときだけ点灯し、時間が経つと自動で消灯するので消し忘れることがありません。
しかし玄関の外の真上だと、光に虫が集まって、そのまま家の中に入ってしまうという失敗例もあるので、取り付け位置にはご注意くださいね。
注文住宅の設備・オプションを選ぶ際の注意点
マイホームの設備・オプション選びで後悔しないためにも、以下の3つの注意点はおさえておきましょう。
・設備・オプションによっては水道光熱費が高くなる
設備の追加は、日々の生活の利便性を高めて、生活の質を向上させるために役立ちますが、初期費用だけでなく水道光熱費が高くなる可能性があります。
この記事で、おすすめの設備・オプションとして紹介した浴室乾燥暖房機やIHクッキングヒーターは、電気代がかかりやすい設備です。また、食洗機は電気代だけでなく、水道代もかさみます。
水道光熱費がかかる設備・オプションについては、設置前に毎月どの程度のコストがかかるのか、目安を調べた上で検討するとよいでしょう。
・評判よりもライフスタイルに合っているか
口コミやネットでの評判が良くても、ライフスタイルに合っていなければ、結局使わなくなることもあります。
たとえば、宅配ボックスは「置いてよかった」という評価が多い一方で「在宅時間が長いので設置しなくてよかった」「荷物を一つ入れてしまうと他の荷物を入れることができない」など感じる方もいらっしゃるようです。評判よりも、ご自身の日常生活に必要なものかをイメージして決めることが大切です。
・できれば実物を見てから決める
全ての設備の実物を確認するのは大変ですが、可能な限り実物を見ておくべきでしょう。実際に見る・触る・体験することで、イメージとの誤差を防ぐことが可能です。
設備の設置には、基本的に数万円~数十万円はかかります。あとから「思ったよりも使いにくい」「ほかの製品にすればよかった」と思っても、簡単には買い替えられないことがほとんどでしょう。住宅展示場を訪問するなどして、実物を確認することをおすすめします。
まとめ
ここまで、設置して良かったおすすめの設備をピックアップして紹介してきました。
色んな設備がありましたが、中には「自分には必要ない」と感じた設備もあったのではないでしょうか。これは当然のことで、他の方がおすすめする設備が必ずしも自分たちに必要であるとは限りません。家族構成やライフスタイルは人それぞれ違いますので、自分たちの暮らしに必要であるかどうかを考えることが大切です。
そのためにも、新築に設備を付ける際は、これからの生活を想像しながら選ぶようにして下さい。
これまでに紹介した設備以外もたくさんの住宅設備が存在します。新生活を想像しながら住宅設備を選ぶのは楽しいものですが、一方で予算の都合から優先順位をつける必要に迫られます。家族で相談してもなかなか答えが出ないこともあると思いますので、家作りのプロに相談しながらお家作りを楽しんでくださいね。
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