新築でも入居前に掃除は必要?掃除が楽になる家づくりのコツとは
新築を検討するにあたって、いつまでもきれいな状態を保ちたいと考える方は多いでしょう。ピカピカの部屋は見栄えが良いだけではなく、健康で快適な暮らしを実現できるものです。
一方、新築でも入居前に掃除すべきか、気になる方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、新居における掃除の必要性やメリット、掃除が楽になる家づくりのコツについて解説します。
引越しで掃除&汚れ防止対策をするメリット
そもそも、どうして入居前に掃除と汚れ対策をしっかりしたほうがいいのでしょうか?実は、入居前の掃除には以下のようなメリットがあるんです!
・家具を置く前にすみずみまで掃除できる
大掃除していて、「家具の裏側までできたら…!」「ココも掃除したいのに手が届かない」なんて思ったことってありませんか?
新築に入居する前は、これから住む家をすみずみまで掃除するチャンス。
家具を置いてしまったら届かない場所の掃除まで、しっかりできます。
・部屋のキズや不具合を確認できる
部屋のキズや不具合を入居前に見つけることはとても大切。
住んでしまったあとだと、キズや不具合の責任がどこにあるのかハッキリしなくなってしまうからです。
掃除をすると、おのずと部屋をくまなく見ることになるので、不具合を見つけやすいというのがメリット。
もちろん何か不具合を見つけたら、すぐに不動産屋やハウスメーカーの担当者に伝えましょう。
・汚れ対策・カビ対策が家事ラクにつながる!
入居前に、汚れやカビがつきにくいように対策をしておくと、その後の家事がラクになります。
細かい掃除テクも大事ですが、そもそも汚れがつきにくい部屋だと嬉しいですよね!
新築の掃除でやることリスト
入居前の掃除といっても何をすべきか、どこから手をつけるべきかなど、やり方に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、新築の掃除で優先してやるべきことを4つ紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
やること1.換気をしながらホコリを落としていく
新築の掃除を行なう場合、シックハウス症候群を予防するために、必ず窓やドアを開けて換気しましょう。新築は建材に含まれる薬剤などが室内に充満しやすく、独特の匂いを発しますが、これがシックハウス症候群を引き起こす原因となるからです。
また、掃除は上から下に向かって行なうことが基本なので、はたきを使って天井から壁、壁から床という順番でホコリを落としましょう。天井のような高い場所を掃除するときは、フローリングワイパーなどでの水拭きがおすすめです。
やること2.床に掃除機をかけて拭き掃除をする
新築の床は一見きれいなように見えて、実はホコリが溜まっているケースも少なくありません。特に入居まで期間が空く場合、ホコリが蓄積しやすくなります。
床を掃除する場合、最初にはたきで落としたホコリと併せて、溜まったホコリを掃除機で吸い込みます。その後、固く絞った雑巾で拭き掃除をしましょう。もしフローリングの掃除で洗剤を使う場合、床材との相性をチェックすることも大切です。
また、仕上げにフローリング用のワックスをかけると、床の傷や汚れを予防できるようになります。ワックスがけはハウスクリーニングの範囲に含まれないことが多いので、事前に準備しておきましょう。ただし、フローリングの仕様によってはワックスフリーのものや、ワックスと相性の悪い無垢材などもありますので、事前に注意が必要です。
やること3.食器棚や洗面台なども軽く拭き掃除をする
先述の通り、食器棚や洗面台の引き出しなどは掃除されていないケースが多いので、雑巾で軽く拭き掃除をしましょう。床下収納や靴箱、クローゼットといった部分もホコリが溜まりやすいため、内部までしっかりチェックしたいところです。
また、食器棚と一緒にキッチンまわりも拭き掃除をしましょう。調理台・コンロ・シンク・換気扇など、普段からよく利用する部分をアルコール除菌スプレーで掃除すれば、衛生的に使い始めることができます。
やること4.ベランダや玄関の掃き掃除をする
新築完成から時間が経つと、ベランダや玄関のタイルにもホコリなどが溜まってきます。そのため、ほうきとちり取りで掃き掃除をしておきましょう。
なお、新築・ハウスクリーニング済みなら可能性は低いですが、もし目につく汚れがあった場合、水拭きや重曹で落とす必要も出てきます。ただし、素材によっては水や薬剤が使えないため、あらかじめ注意しましょう。
掃除が楽になる家づくりのポイント
新築を検討している場合、掃除がしやすい家づくりにも取り組みたいところです。
そこで、新築ならではの間取りの工夫や設備の配置など、掃除が楽になる家づくりのポイントを紹介します。入居後の生活も踏まえて、きちんと押さえておきましょう。
・床の段差を減らす
床の段差があると、転倒や怪我のリスクが高まるだけではなく、ホコリも溜まりやすくなります。段差の隅は掃除機もかけにくく、お掃除ロボットも段差があるとスムーズに動けなくなるため、できるだけ床の段差を減らしたフラットな間取りにしたいところです。
そして、引き戸を設置する場合、レール式ではなく上吊り式にしましょう。レール式は床の溝にホコリやチリが溜まりやすく、掃除にも手間がかかりますが、上吊り式はそもそも溝自体がないので、楽に掃除できます。
また、掃除のしやすさを考慮すると、壁の段差も減らしたほうがよいでしょう。
・家具は造作でつくり込む
テーブル・ソファー・書棚・靴箱といった家具は、できるだけ造作家具としてつくりましょう。
造作家具は機能性やデザインに優れているだけではなく、いちいち動かして掃除する必要がないので、その分だけ手間を省けます。さらに、家具がピッタリサイズで配置されるため、掃除しにくい狭い隙間ができないこともメリットです。テレビボードや収納棚を浮かせた造作も可能なので、床の掃除が楽になるでしょう。
ただし、造作家具は簡単に撤去できない、既製品より費用が高いといったデメリットもあります。また、模様替えや移動ができないため、動線にも注意が必要です。
・掃除機がかけやすいようにコンセントを配置する
最近は持ち運びがしやすいコードレス式掃除機が増えていますが、一方で充電不要でパワフルなコード式掃除機を購入する方も少なくありません。
コード式掃除機はコンセントの配置が悪いと、移動するたびに何度も差し直す必要が出てくるので不便です。また、お掃除ロボットを使う場合、充電スペースとコンセントを延長コードでつながなければならない可能性もあります。
間取りを考えるときは、具体的に掃除をするイメージを思い浮かべつつ、掃除機がかけやすいようにコンセントを配置することが大切です。また、コンセントの数も重要なので、不足しないよう注意しましょう。
まとめ
計画段階から、待ちに待った新築への引っ越し。引き渡しされたらすぐにでも住みたいところですが、入居前に事前に準備をしておくことで、さらに快適に過ごすことができます。
しっかりと準備をしてから、素敵な新築生活をスタートしましょう♪
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